「バナナから紙ができる!?」実在するプロジェクトがモチーフとなってできた感動と元気一杯の物語。2006年劇場公開作品。大使館派遣員としてハイチ共和国に赴任した三島幸子。カリブにあるハイチ共和国は西半球の最貧国といわれ、学校に行けない子供も多く、ノートさえ買い与えてもらえない子供もいる。日本に生まれ育った幸子にとって全てがショックであった。ある日、幸子は偶然にもバナナの木から紙ができることを知る。ハイチでは、バナナは主食の1つとして大量に栽培されている。こんな貧しい国でも捨てられているバナナの木から紙を作ることができれば何かが変わるのでは・・・、そう直感した幸子は、日本からエキスパートたちを呼び寄せ、バナナの紙をつくるプロジェクトをスタートさせる。同僚のフィリップ、大学院生の中田、和紙職人の山村、みんなが幸子の思いに巻き込まれていく。日本の戦後にあった闇市のようなマーケット、埃まみれの街角、ボロボロの自動車、そして子供たちの明るい笑顔のなかで、幸子は強くなっていく。日本の裏側、カリブの小さな国で小さな奇跡が起ころうとしている。環境省をはじめ映画推薦団体多数!良質のエンタテインメント作品。推薦団体:文部科学省選定、環境省、全国教職員連盟、日本PTA全国協議会、厚生労働省社会保障審議会、日本映画ペンクラブ他。
[邦画] ミラクルバナナ (小山田サユリ/山本耕史/DVD-ISO/4.29GB)
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