『ここはグリーン・ウッド』は那州雪絵によって白泉社の雑誌「花とゆめ」に1986年から1991年にかけて連載された少女漫画作品。1991年から1993年にかけてOVA化されている。2008年7月からは『ここはグリーン・ウッド 〜青春男子寮日誌〜』のタイトルでTOKYO MXなど11局にてドラマ化されている[1]。単行本は、花とゆめコミックスから全11巻で刊行されている。ただし他の短編・中編が数作収録されているため、正味10巻弱となる。少女漫画ながら男性ファンも多く、愛蔵版全4巻、文庫版全6巻も出版されている。文庫版のポストカード集やCDなど関連商品も発売された。外国語版は、2004年より英語版 “Here is Greenwood” が翻訳されている。(ビズメディア社より刊行)
不幸体質の主人公、蓮川一也が名門男子校の高校、私立緑都学園に入学し、寮の先輩らにおもちゃにされながらも、たくましく?成長していく青春の日々をコメディタッチで描いたもの。普段の寮生活から、学園祭や体育祭、修学旅行、バレンタインデーなど様々な学生生活のイベントが中心となっているが、たまにファンタジーや時代劇バージョン、パラレルワールドなど非日常世界も描かれる。題名の「グリーンウッド」は緑都学園の寮「緑林寮」の別名である。なお、「緑林」は漢語で「盗賊」または「盗賊の根城」を意味する語。また”Greenwood”にも「悪党の巣」という意味があり、一癖も二癖もある寮の住人たちをあらわしている。
那州雪絵-ここはグリーン・ウッド 全11巻 (Zip/363.1MB)
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