『僕と君の間に』は、ウルトラジャンプで連載されていた鈴木央による漫画作品。
鈴木央初のファンタジー作品。過去の作品に比べて掲載誌がマイナーであるため知名度は低い。鈴木は第一巻にて「年上の女性と年下の男の子のコンビが好き」であると告白しており、この作品も主人公である気弱な少年ホークと、超人的な身体能力を持つヒロインダリアが活躍する物語になっている。青年向け雑誌での連載ということもあり、前作とは異なり性的な表現も見受けられるようになった。特にアマゾネス編ではその傾向が顕著で、ホークがムロアにフェラチオをされてると思われる描写があり、直後のムロアの口元には精液らしき液体が付いていた（単行本では修正されている）。作中では文明レベルというものが存在し、場所によって文明レベルが大きく異なる。ランクはA～E（Aが最も進んでいてEが最も遅れている）で区別されており、人間が生存不可能なFもあるらしい。現実の世界の基準でいえばEが原始時代～紀元前4000年頃の有史以前にあたり、Dは～5世紀の古代、Cは～15世紀の中世、Bは～21世紀の近世から現代、そしてAは～30世紀の未来にあたる。ちなみにホークの故郷であるヘブンはBにあたる。ハイブリッドたちは常人の数十倍～数千倍ほどの身体能力を持っており、パンドラキューブとの反応値が高い者ほど能力が高い。ハイブリッドはバルドル一族と下級兵達によって構成されており、バルドル一族はほとんどの者が数百～数千の反応値を示すが、ダリアは下級兵達とさほど変わらない100弱であった。その為、一族にはダリアを蔑む者もいる。
鈴木央-僕と君の間に 全3巻 (Zip/121.6MB)
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