『コブラ』(COBRA THE SPACE PIRATE)は寺沢武一の漫画作品。および作品内の主人公の名称。左腕にサイコガンを持つ一匹狼の宇宙海賊・コブラの活躍を、アメコミ風タッチで描く痛快SFアクション(スペースオペラ)。原型となる作品に『シグマ45』がある。『週刊少年ジャンプ』で1978年から1984年にかけて断続的に連載され、1982年には映画化、TVアニメ化されるなど人気を得た。その後も『スーパージャンプ』、『コミックフラッパー』と掲載誌を変えながら、断続的にではあるが継続している。現在のところ、新作エピソードの発表は未定。寺沢が癖の強い人物で、さらに作画に極めてこだわることから週刊連載が不可能になるが、当時の編集長であった西村繁男のお気に入りの作品であったことから優遇され、第2部「黒竜王」編(1981年)以降、ジャンプでは珍しい描き溜めシステムがとられ、ある程度執筆が進んだ段階で連載再開→エピソード終了による連載休止が繰り返された。西村によると、せっかく人気が上昇してもすぐに中断になることから、なかなかスムーズにいかなかったらしい。西村がジャンプの編集長を退任し、新たに『スーパージャンプ』を創刊し編集長に就任すると、寺沢も共に移籍した。既刊作品がたびたび版を変えて再発売されるロングセラーになっている。集英社から発行されていた単行本はすべて絶版となったが、2008年11月現在、完全版コミックスおよびフルカラー版の「黒竜王」「マジックドール」「ラグボール」「神の瞳」編がメディアファクトリーより発売されている。同社に移行後、英語表記が SPACE ADVENTURE COBRA から COBRA THE SPACE PIRATE となった。また、eBookでほとんどのエピソードの購読が可能。2008年秋にOVAシリーズのリリースが開始され、2010年に入ってからは新作TVアニメが放映された(詳細はアニメ版の項目参照)。2010年9月にはフランス人アレクサンドル・アジャ(Alexandre Aja)監督による「コブラ」映画化の企画が進行していることが明かされた。
寺沢武一-コブラ 全18巻 (Scan-Jpeg/Zip/1014.7MB)
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